陶彩窯 越前焼・越前浮土文 陶芸家 大森正人のサイトへようこそお越しくださいました!

越前焼 陶彩窯
越前焼とは…

日本の六古窯の中の1つで、歴史のある焼物です。平安時代より現在に至るまで、福井県宮崎村を中心として焼かれて来ました。生活雑器が主たる生産物であるが、その中でも、“おはぐろ壷”と言えば越前と言われる程、有名な物です。雄木・松を使って穴窯で3〜5日間程、焼き上げる物が多いです。

越前浮土文(フドモン)とは…

装飾技法の1つで、浮土文(フドモン)と言います。これは私が15年前から考案し研究して来た技法で、AとB全く異なった粘土同士を貼り合わせる事によってお互いの土味を生かせた作品に仕上げる技法です。同じ信楽の白土と赤土の組み合わせなどは土の成分の鉄分の差だけで、収縮率はほぼ同じなので、貼り合わせるのは容易で、この技法は練り込みという名の技法で、もうすでに実例済みです。私の場合は、越前の土をBodyにして、その土に収縮率の異なる信楽土を貼るという試みです。同じ土同士の接合でも、乾燥の度合が違うと、これもうまく着きません。基本的に粘土同士の乾燥度合とタイミングが一番のポイントになって来るのです。まだまだ失敗は多いですが、新しい越前焼のスタイルを目指して頑張って行きたいと思っています。

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